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2005年04月07日カテゴリー:パット・メセニー
パット・メセニー・グループ「The Way Up」楽譜キター!
おとといのリチャード・ボナとSteps Aheadのエントリーのコメント欄に、macさんが「『The Way Up』の楽譜届きました」との報告をして下さいました。
私も同じ頃に注文したのに、macさんのところに来ていた封書の連絡が来なかったので、これは注文失敗したのか、あるいはロストしたか(海外郵便物で私は時々被害に遭いました(^^;)、まさかクレジット・カードが失効してないよな?(笑) などと、あれこれ気を揉んでいたのですが、今日帰宅したら無事に届いておりました(^^)v
概要については多少macさんから伺ってましたが、いやー、しかしやっぱり現物をこの目にして、一曲でこの大きさの楽譜ってのはあり得ないッスよ、絶対!(笑)
これは何サイズって言うんでしょう? 「Pat Metheny Song Book」と同じ寸法なんですが、えーっと、とりあえず巻き尺で測ってみますと(笑)、縦30.5cmX幅23cm、そして厚さがなんと1.5cm! まさにドトーの254ページ!(笑)
だって「Pat Metheny Song Book」は厚さが2倍の3cmで167曲入りですよ(笑)
なんで半分の厚さで一曲やねん!(笑)
83曲分ってことかいっ!(笑)
もうホントに曲も桁外れなら楽譜も桁外れです。クラッシックのことは全然わかりませんが、1時間超す長尺の曲だとやっぱりこれぐらいいくんでしょうか? ま、パート数にもよると思いますが。
ここから先は多少中身にも触れるので、注文済みで届くまで楽しみにしたい方はご覧にならない方がいいかもしれません(^^; ま、そんなに大したことは書いてないと思いますが、念のため。
中身はすでにWebサイトにScorchやQuicktimeでアップされていたものと同じです。基本的にメロ譜とコードでドラムはありません。ドラム以外のすべてのパートを網羅しているわけでもありません(まあ当然でしょうが(笑))
基本は1ページ2段、時に3段になったり、1段の場合もあります。
macさんも書かれていましたが、やはり拍子のチェンジがものすごすぎです!(笑)
いや、ホントに笑っちゃいましたよ!
単純な3拍子だと思っていたのが実は15/8だったり、4+4+2だと思ってたのがストレートに10/8だったり、5拍子もあれば3もあり2もあり・・・ある程度拍子はつかんでいるつもりだったのですが、見事に、気持ちいいほどに外されました(笑)
あと、非常に困る点があります。一応CDと同じく4部に分かれてますし、リハーサルマークもいっぱい、それこそいっぱい付いてますが(笑)、曲を聴きながら楽譜を目で追っていっても、一瞬はぐれてしまうと再び追いつくのは至難の業となります(笑)
だってCDにはリハーサルマークなんてないですし(笑)、アドリブソロは採譜されてませんから、延々と数ページにわたるバッキングで見失ったら、次に追いつくまで数分はロスしかねません(笑)
しかし、やっぱりこれライブで演奏するなんて考えられないですよ、フツー(笑)
目で追うのすら一苦労なのに、それを暗記してるんですよ、彼らは!(笑)
いえ、例え拓郎のようにライブで楽譜見ながら、一枚一枚演奏終わったページを床にまき散らしてもいいです!(笑)
それでも254ページあるんですよ!(笑)
ホントに頭の中は一体どうなってるんだ? と改めて思ってしまいました。
というわけでいよいよ日本公演まであと2週間!
もう~メッチャ盛り上がって参りました!
投稿者 Kota : 2005年04月07日 00:57
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コメント
254ページって、すごいボリュームですね!しかも、複雑な変拍子もありだし・・・凄すぎる!!
今日も「The Way Up」聴きながら感動してました。コンサートまであとわずかですね。わたしもメッチャ盛り上がってます(^^)
投稿者 きのこ : 2005年04月07日 01:22
254ページですか。。。
彼らのことだから来日公演ではやはり再現するのでしょうね。
おそろしやおそろしや。
投稿者 ymd%footprints : 2005年04月07日 01:46
なんかすごそうな楽譜ですね。見てみたいかも。。。
コンサートは、21日の国際フォーラムに行くのでかなり楽しみです!
再現どころかCDを超える演奏をしちゃうんだろうなぁ・・・
投稿者 けんじ : 2005年04月07日 03:16
♪きのこさん
こんにちは! お久しぶりです(^^)
> 254ページって、すごいボリュームですね!しかも、複雑な変拍子もありだし・・・凄すぎる!!
ホントに目で追うだけで大変です(笑)
254ページ全部目を通すだけでも68分かかるわけですし(笑)
でもやっぱり、ホントにスゴいのはこんな曲を書いて、さらに暗記してナマで演奏しちゃう彼らですよね!
> わたしもメッチャ盛り上がってます(^^)
きっと「The Way Up」のフルバージョンはこのツアーが最初で最後でしょうからね、そういう意味でも特別なライブですし、そう思うともうたまんないッス!(^^)
♪ymd%footprintsさん
またお越し頂いてどうもありがとうございますm(__)m
ちなみにハンドルですが、「ymd%footprints」でよろしいですか?(^^;
いまMacから見てるんですが、もしかして「%」は文字化けなのかな、と(^^;
> 彼らのことだから来日公演ではやはり再現するのでしょうね。
でしょうね(^^;
本気で恐ろしいです(笑)
♪けんじさん
ども! コメントありがとうございます。
> なんかすごそうな楽譜ですね。見てみたいかも。。。
送料込みで30ドルちょいでしたから、そんなに高くないと思いますよ。
興味がおありでしたら記念に一冊どうぞ(笑)
> 再現どころかCDを超える演奏をしちゃうんだろうなぁ・・・
その可能性大なんですよね!
いやー、ホント楽しみです!
ではまた!(^^)
投稿者 Kota : 2005年04月07日 15:51
KOTAさん届きましたか?よかったです。私も共に喜び(笑)です。
さてさて、クラシックとの比較で言えば、交響曲なんかではこれを越える譜面のは流石に沢山あります。(といっても一楽章を一曲の単位で数えるなら、数えるほどになってしまうかもしれませんが…)
ただ、交響曲などと違っているのはメセニー先生の今回の曲の場合、CDの都合上ということを別にすれば、ほんとうに切れ目無しの68分で一曲であるということですね。(彼らであれば、これが倍の尺になってもやってしまいそうですが…)
ちなみに、今、第九の最終楽章引っ張り出してきたのですが、940小節になっていますね。
マーラーなんかも一楽章で30分越えるというのは珍しくありませんね。
後、切れ目無しということと、曲の長さということで、確実越えている曲といえば、クラシックでは、ワーグナー「ニーベルングの指輪」がありますね。
詳しくは書きませんが、序夜 第一夜 第二夜 第三夜と四日にわけて公演されます。(歌手などへの配慮から、中日があるので、実際には、一週間から10日くらいかけて演奏されたりしてます。)
これは、全ての上演時間を合計すると、14時間くらいあったかと思います。一番ながい第四夜が切れ目無しで4時間半くらいはあったかと思います。(270分くらい)さすがにこの曲はうちにもスコアがないので、小節数知りませんけど(ただ、この曲も曲自体は切れ目無しなのですが、それぞれの曲に第?場面みたいなのはあるので、それで言えばちょっと話は変わってきますけどね。)
メセニー先生の今回のスコアは、完全譜ではありませんので、なんともいえませんが、流石にクラシックと比較するとそれを越える長さの曲はありますが、ただ、曲中にこれだけ複雑に変拍子が入ってきたりする曲は、ストラビンスキーなんかを除いてはそう多くないかと思います。
ただ、まぁ、メセニー先生とクラシックを比較すること自体それほど意味はないでしょうけど…。
ご参考までに
いずれにしろ、今からliveが楽しみです。
投稿者 mac : 2005年04月08日 22:33
macさんこんにちは!
> よかったです。私も共に喜び(笑)です。
ありがとうございます(^^ゞ
ご心配頂きましてどうもでした。私も一安心です(^^;
いろいろとクラッシックのお話、ありがとうございました。
いやー、自分はクラッシックはメッチャ疎いので(^^;、大変参考になりました。
それにしても「ニーベルンゲン」が一週間というのは驚きでした!
もう大河ドラマですよね(笑)
> ただ、まぁ、メセニー先生とクラシックを比較すること自体それほど意味はないでしょうけど…。
まあそれはその通りですよね(笑)
メセニー先生も別にクラッシック作ろうとしたワケですから。
> ご参考までに
本当に参考になりました。どうもありがとうございました。
> いずれにしろ、今からliveが楽しみです。
いやホントに!
投稿者 Kota : 2005年04月09日 17:55