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2005年07月14日カテゴリー:カナダ
モントリオール・ジャズ・フェスこぼれ話1:サンチェスとの再会!
え〜、モントリオール・ジャズ・フェスティバルのライブ・レポートを楽しみにして下さっている皆さん、大変申し訳ございません m(__)m
留守中の仕事が結構溜まっていて、レポート書いている時間が取れない状態が続いております(^^;
セットリストとか"キモ"の印象・感想とかはメモを残してあるのですが、やはりいざ文章にしようと思うとなかなか・・・
そんなわけで、あんまり更新しないのもあれなので(^^;、ホントはライブ・レポート全部書き終わった後に書くつもりだったこぼれ話、小ネタを先に出しちゃいます(^^ゞ
ほんの数十秒でしたが(笑)、タイトル通り、アントニオ・サンチェスと再会することができました!(^^)
ソウルでPMGメンバーと接触する機会が持てたのは、ひとえに宿泊先のホテルが同じだった、という偶然のおかげでした。
モントリオールでは、PMGメンバーを始め多くの参加ミュージシャンは、地理的にも格式から言っても、きっと会場の中心地であるハイアット・リージェンシーに泊まったはず、というのは予想していました。
でもさすがにハイアット・リージェンシーに1週間以上滞在することは財政上不可能だったので(^^;、私はフェスティバル会場周辺から地下鉄で3駅先のところに宿を取りました(といっても徒歩で15分の距離なんですが)。
ですのでホテルで偶然会う機会は今回はないだろうし、かといって街中で会うこともまず有り得ない・・・何せ何万人の人出ですからね(^^;
だから今回は誰かと会うことはないだろうなぁ、と最初から期待していませんでした。
ところがところが!(笑)
日にちは7月6日、場所はライブハウス「Spectrum」。
パット・メセニー・トリオ・ライブのレポートに写真を載せている場所です。
この日、このライブハウスでは「パット・メセニー&フレンズ・フレッシュ・エンカウンターズ」というライブが催されました。ダヴィッド・サンチェス、エンリコ・ラヴァ、そしてミシェル・ンデゲオチェロらとの共演ライブです。
このライブは二部構成になっていて、前半がダヴィッド・サンチェス、エンリコ・ラヴァ、スコット・コリー、アントニオ・サンチェスらとのクインテット、後半がンデゲオチェロ・バンド with パットでした(このライブのレポートもまだ書いてなくてすんません(^^;)
前半のライブが終了してから後半が始まるまでの間、30分のインターバルがありました。
私は所在なげに椅子に座り、ぬるくなったビールをチビチビやりながら後半の開演をただボーッと待っていました。そして開演直前のほんの数分前、ふと目をやったステージ右手前の観客席、テーブル席で、なんとサンチェスが他の客と談笑しながらビールを飲んでいるではありませんか!(笑)
ステージ上ではぞろぞろとメンバーが現れ始め、サウンドチェックが始まりました。観客も歓声を上げ始め、まさに演奏が始まりそうなタイミング。しかしせっかくサンチェスがそこにいるのですから、今ここで声をかけないときっと後悔する!(笑)
そう思って周りの迷惑も考えずに人込みをかき分け(^^;、サンチェスの前へと出て行きました。
まずは「私を覚えてますでしょうか? 韓国のソウルで夜一緒に焼き肉を食べた日本人です」と繰り出そうと思い、英文を頭の中で作りながら歩いていったのですが、サンチェスの前に出て目が合った瞬間、サンチェスが「ハァ???」って顔したんです、話しかける前に(笑)
私のことを覚えてくれていたことがすぐわかりましたが、すでに頭の中には英文が用意されていたので(笑)、まずは「Do You Remember Me?」と切り出しましたが、「そりゃもちろん! っていうかなんでここにいんの!?」
What are YOU doing HERE?
と、YOUとHEREに思いっきりアクセントを付けながらニッコリと微笑んで(笑)、握手の手を差し伸べてくれました(^^)
握手をしながら「夏期休暇が取れたので、アナタ方のステージをまた見に来てしまいましたよ!」と答えました。サンチェスは「そっかそっかー、いやー、ウェルカム、ウェルカム。よく来たねぇ」と言ってくれました。
さらに話を続けようと思ったのですが、ここでパットを始めメンバー全員がステージに揃い、早速演奏を開始。観客の拍手が鳴り響いて会話が不可能となり、「どうもです。それじゃ!」とだけ言って私も自分の席に戻りました。
ンデゲオチェロ・ライブの後もサンチェスがいたら、また話をしようと思ってたのですが、残念ながらライブ途中で席を外してしまったようで、終演後サンチェスの姿はありませんでした。
結局数十秒の再会でしたが、また会って少しでも言葉を交わせたのは本当にラッキーでした。モントリオール滞在中、ライブ以外で一番ウレシかったのはこのエピソードでした(^^)
やっぱ9月からのトリオ・ライブ、どっかのタイミングでアメリカに行こうかな?(^^;
投稿者 Kota : 2005年07月14日 15:26
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コメント
すごいですね!!
もう サンチェスとお友達♪ですね~うらやましい
私も1度は海外でライブみてみたいです。
(ここでブログを読んでいったちょい行った気分)
これからも・・楽しみにしています・・・ね♪
投稿者 びびあん : 2005年07月14日 17:25
こんにちは
私も5日、6日のpatの公演を見ることができました。
kotaさんを見かけたらお声をかけようと思っていたのですが、
思ったより会場が広く(ブルーノート東京の2,3倍?)
見つけることが出来ませんでした。ちなみに両日とも2階席でした。
6日は1時間前から並んだので2時の終演は堪えました(笑)
ンデゲオチェロ・バンドはぶっつけだったのですかね?
個人的には、少し期待外れでしたが。(すみません)
私のモントリオール滞在は3泊でしたのでHYATTに宿を
とってみましたが、テレンスブランチャードがフィットネスジムで
出演前に一汗流していました。
またジャズフェスのプレスセンターもホテル内にありました。
では残りのライブレポート楽しみにしています。
投稿者 toru : 2005年07月14日 22:12
▼びびあんさん
こんにちは!
またまたコメントありがとうございます!(^^)/
> もう サンチェスとお友達♪ですね~うらやましい
ま、さすがにそこまでのものではありませんが、覚えていてくれたのは正直本当に感激でした(^^ゞ
> 私も1度は海外でライブみてみたいです。
楽しいと思いますよ(^^)
機会があればぜひ!
> これからも・・楽しみにしています・・・ね♪
ありがとうございます。
ご期待に添えるよう、というか落胆・失望されないよう頑張りたいと思います(^^;
ではまた!
▼toruさん
こんにちは! コメントどうもです!
> 思ったより会場が広く(ブルーノート東京の2,3倍?)
そうそう、入口の割には結構でかい会場でしたよね!
> ちなみに両日とも2階席でした。
あ〜、私は両日とも1階だったんですよねぇ・・・
かえって2階席の方が見やすかったのかなぁ、なんて気もしましたが、いかがでしたか?
お会いできなかったのは残念でした。
> 6日は1時間前から並んだので2時の終演は堪えました(笑)
あれはちょっとひどかったですよねぇ。
私もトゥーツのライブを終えてすぐ並び始めたから、1時間半以上は並んでたでしょうか。あれは正直参りました。
> ンデゲオチェロ・バンドはぶっつけだったのですかね?
そういう気もしないでもないですね(笑)
> 個人的には、少し期待外れでしたが。(すみません)
いえいえ。わかります。
まあ「セッション」ととらえればあれはあれでアリと思うんですが、前半のラヴァやD・サンチェスらとのライブのように、それなりの「プロジェクト・バンド」的な完成度、仕上がりも期待したかったというのはありますね。
ま、あと個人的には久々にゼロ・トレ気味(笑)のパフォーマンスが観られたので割と楽しんだんですが(^^ゞ
> テレンスブランチャードがフィットネスジムで
> 出演前に一汗流していました。
> またジャズフェスのプレスセンターもホテル内にありました。
あ〜、やっぱりハイアットがコア・ゾーンだったんですね(笑)
そうだ、オレも全泊じゃなくて数日だけ宿泊する、って手もあったんだな!
今さらもう遅いですが(^^;
ではまた!(^^)/
投稿者 Kota : 2005年07月15日 16:36