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2005年02月05日カテゴリー:パット・メセニー

パット・メセニー・グループ:「The Way Up」のネガとしての「Quartet」

パット・メセニー・グループの新作「The Way Up」を聴き始めてはや一週間。本当に毎日こればっかり聴いてました。

で、「そろそろ飽きてきたから他のを聴こうか」という気が、実はまだ全然起こりません(笑)

ただ、「The Way Up」を聴きながら、同じくパット・メセニー・グループの96年のアルバム、「Quartet」のことを思い出していました。

【Pat Metheny Group / Quartet】
Pat Metheny Group / QuartetWebやブログなどで「SONの延長」「SEがWe Live Hereみたい」「Secret Storyのようなストーリー性を感じる」「構成がAs Falls Witchita~のようだ」等々、いろんな意見を目にしましたが、「カルテット」に言及しているものはありませんでした。

私は、「The Way Up」の土台の部分って、実は一度「Quartet」でやっていたことなんじゃないか、という気がずっとしてました。

私の「The Way Up」の現時点での印象は、「Quartet」のメンバーがワーティコからサンチェスに代わり、ヴーを追加したクインテットを核として、音楽的には「Quartet」の方向性にミニマル的要素を加えて全体を再構築したもので、音そのもののカラーは「Speaking of Now」、曲から漂う空気感は、EMCやゲフィンの頃にあった大自然を髣髴とさせるものがなくなり、「We Live Here」の都会性だけになった、というものです。

いずれにしろ「Quartet」はもう一回注目されていいんじゃないか、さらに言えば、「The Way Up」は「Quartet」というネガに対するポジではないか、という気がして、今日、久しぶりに聴いてみました。

「Quartet」は賛否両論あった作品というか、否の方が多かったかなぁ(笑)
想像ですがセールス的にもイマイチだったんじゃないでしょうか。

あまり人気がない、売れない、という理由はわかります。聴き通すのがツラいんです(笑)

なぜ聴き通しづらいかというと、頭と終わりの数曲を除いて、明確なメロディーがなく、ちょっとおどろおどろしいサウンドがアルバムの半分以上を占めているからです。流して聞いていると、曲と曲の切れ目もよくわかりません。

そこら辺がマイナス評価の主な理由だと思うんですが、「おどろおどろしい」という点を除けば、これ、まんま「The Way Up」にも当てはまらないでしょうか。

また「The Way Up」の評で「ライルのソロのようだ」というのも多く見かけましたが、これも「Quartet」の特に中間部分に当てはまる言葉だと思います。

「Quartet」の評価が今ひとつだったのは、逆に通常の一曲としてきちんと独立して成立している名曲(When We Were Free, Take Me There, Language of Time, Someteimes I See, As I Am)と、それ以外の曲が1枚にそのまま収められてしまったからではないか、と思っています。

それに対して「The Way Up」は、各曲の独立性と融合度をうまい具合に混ぜ直し、ライト・モチーフの反復で全体の統一感を獲得したところが大きな違いであり、かつ成功の要因なのではないか。

今日改めて「Quartet」を聴き直してみて、そんなことを感じました。

それにしても「Quartet」、私は好きなアルバムなんですよ。
特に先に挙げた5曲は本当に大好きです。ライブでぜひやって欲しい曲ばかりです。

幸いWhen We Were Freeは、昨年のトリオツアーで(シンセギター・バージョンですが)聴くことはできました。クリスチャンがあのイントロのリフを弾き始めた瞬間に鳥肌が立ちました。うれしかったなぁ~。

これまで一度もライブでやったことがなく、かつ、どうしても聴いてみたいのがLanguage of Timeです。
これ、もんのすごい名曲だと思うんですけどねぇ~。
サビのメロディーといい、シンセギターのソロといい、ライルのアコピのバッキングといい、エンディングのスティーブのベース・リフといい、カッコイイとこだらけだと思うんですが。

このLanguage of Timeに最も端的に表れている「Quartet」の美しさというのは、いわば抽象的な、アブストラクトな美ですよね。
従来のPMGのように視覚的なイメージを喚起させることなく、ただ音そのものの美しさで構築されている見えない美。

これもまた「The Way Up」に通じるものではないか、と思っています。

「The Way Up」を楽しんでいる皆さん、久しぶりに「Quartet」も聴いてみませんか?
もしかしたら今まで気付かなかった発見があるかもしれませんよ。
(ってなんでこうキャッチコピー的なフレーズで終わりたがるんだろう、オレは(笑))

投稿者 Kota : 2005年02月05日 21:51
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このリストは、次のエントリーを参照しています: パット・メセニー・グループ:「The Way Up」のネガとしての「Quartet」:

» Integrated Music from 行ってみようハワイ
パットメセニーグループのThe Way Upを聴いた。68分10秒の間、意識を集中して音楽を聴いた。 創造的な音楽を聴いたときは心に軽い混乱を来たす。世間的に... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年02月05日 22:59

» THE WAY UP from napoさんの那須的生活
東京〜那須塩原の新幹線での移動時間は約75分。12センチCD一枚の最大演奏時間は75分らしいので、一枚のCDを最初から最後まで集中して聴くのにはちょうどいい時... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年03月16日 18:52

コメント

TBありがとうございました!実はPat Week経由で少し前から見させてもらってました(笑)私はPatのファン暦3年の学生です。ときどき寄らせてもらいますので、よろしくお願いします。私もQuartet好きですよ。

>ピカソギター
  Part2の16:47以降からいっぱい演奏されてる気がするのですが、あれはピカソでないですかね??ちゃんと確認してないのですが他の部分にもちらほら出てきたような気がします。間違いでしたら申し訳ないです。

投稿者 ''yoshik-s''こと''よっき'' : 2005年02月05日 23:02

kotaさんこんばんは。TBありがとうございました。
Quartetは私もLanguage of Timeが好きです。テーマも曲の構造もソロもはっきりしているので、確かにライブでやったら盛り上がりそうですよね。

>従来のPMGのように視覚的なイメージを喚起させることなく、ただ音そのものの美しさで構築されている見えない美。

私もそう感じます。絵画的でないイメージの深さ、豊かさというものが存在するんだ、とはっきり認識させてくれたのが今回の作品だと思います。

投稿者 tar_ks : 2005年02月05日 23:35

yoshik-sさんこんばんは。
早速お越し下さり、またコメントも頂きましてありがとうございました。

実は今日「Quartet」をずーっと流しっぱなしにして、5、6回は聴いていたでしょうか。
そしてこれを書き終わって改めて「The Way Up」を今聴いたんですが、やっぱりライヒの影響を改めて感じました。
「Quartet」との共通性というのは・・・うーん、ライルがメインのところとか、メロディがより明確でないところはまだしも、全体的にはそれほどでもなかったかも、と今軽くへこんでいます(笑)

ピカソのご指摘ありがとうございました。
あ、なるほど、言われた箇所は確かにピカソに聴こえますよね!
前後のギターの持ち替え時間的にもOKな気がします(笑)

yoshik-sさんの書き込みを確認しようと、さっきヘッドフォンで聴いたのですが、改めて私はまだヘッドフォンで「The Way Up」を通して聴いていなかったことに気付きました。まだまだ修行が足りません(^^;

今後ともよろしくお願いいたします。

>tar_ksさん
わざわざお越しいただいて、コメントも頂きましてありがとうございました。
後ほどtar_ksさんのブログの方にもお礼のコメント付けさせて頂きますが、「Quartet」をわざわざお聴き頂いたのでしょうか。
正直ちょっと思いこみで書きすぎたか、と今反省しております。
「そんなに共通性はないよ」と、無駄なお時間を取らせてしまったのではないかと気になっています。どうもすいませんでした。

Language of Time、本当にライブでやって欲しいです。
今のメンツならば、サビのメロディをヴーのトランペットとシンセギターのユニゾンでやったらとてもカッコイイと思うんですけどね。

>絵画的でないイメージの深さ、豊かさというものが存在するんだ、とはっきり認識させてくれたのが今回の作品だと思います。

そう思います。
「The Way Up」の評をいろいろと見て回りましたが、tar_ksさんの評はとても印象に残っています。
これからも寄らせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

投稿者 Kota : 2005年02月06日 00:03

こんばんわ、はじめまして。
楽しくいつも読ませていただいてます。やっぱりPMGおたくです。
いやいや、恥ずかしながら今までほとんどQuartetは聴いてませんでした。不覚!
今日久しぶりに聴きなおしてます。いいですね!
確かにLanguage of Time今こそライブで聴いてみたいと思いますね~めちゃかっこいい曲じゃないですか!
永年聴いてなかったのが悔やまれます。
コードの展開やリズムなどには確かにThe Way Upとの共通点を感じます。
ライルのピアノが似てるからかな?

投稿者 datchy : 2005年02月06日 20:13

datchyさんこんばんは。ようこそおいで下さいました!
いや~、ほんと書き込みウレシイです(^^)
最初は書き込んでくれるのは前からの知り合いだけで、最近はここと相互リンクして下さってる方々も書き込んで下さるようになってきましたが、どちらでもない方からの書き込みって非常に少ないものですから。

こんな風に読んでもらってて、コメントいただけると本当にブログやっててよかったぁ~と思います(^^)

ちょっと興奮して前置き長くなり失礼しました(^^;

「Quartet」聴き直して頂いてありがとうございます。
「The Way Up」との共通性、というのはちょっと苦しい気もしないでもない今日この頃ですが(笑)、「Quartet」を見直すきっかけになったのであれば幸いです。

Language of Time、やっぱりカッコイイですよね!
やっぱオレだけじゃないッスよね、そう思うのは(笑)
「Quartet」は発売後にツアーやらなかったという点でも不遇なアルバムなんですよね。
ライブでやったら「おっ、カッコイイジャン」と、みんなが見直してくれる曲があると思うんですが、その機会もなかったですから。
本当にLanguage of Timeはやって欲しいと思ってます。

>ライルのピアノが似てるからかな?

そうですね。結構ライルの個性って一貫してて変わってないな、という印象があります。

ライルのソロアルバムや、「Still Life」の「Distance」や「Letter from Home」の「Are We There Yet」、「We Live Here」の「Episode d'Azur」などの個人名義の曲、そしてちょっとツラ目の「Quartet」の中間部と(笑)、ライル独自のカラーがあって、それは「The Way Up」の中にも感じ取れる気がします。

また長いコメントになってしまいましたが(^^;、どうかまたぜひお越し下さい。
これからもよろしくお願いします!

投稿者 Kota : 2005年02月07日 00:48

kotaさん、こんばんは。

初出からだいぶ時間が経ってからの投稿で、お恥ずかしいのですが・・・。
「TWU」と「quartet」に共通点がある、というのは非常に面白いですね。私は思いつきませんでした!まだまだ聴き込みが甘かったです(笑)。

> 「The Way Up」は「Quartet」というネガに対するポジではないか、という気がして
面白い表現ですね!確かにそう思える箇所が「TWU」が至るところにありますよね。
 kotaさんもおっしゃられるとおり、アブストラクトな世界なんです、両作品共に。ゲフィン時代やECM時代の曲の代表曲には、大自然を感じさせる曲調が多いと思います。もちろん、大自然を感じさせるところに惹かれて、パットを聴くようになりました。
 でも、自分自身、一方で思いっきりコンテンポラリーで抽象的な音楽もどこかで欲していて、それが「Quartet」にどんぴしゃではまってしまった理由なんだと気づきました。

> あまり人気がない、売れない、という理由はわかります。聴き通すのがツラいんです(笑)
 あははは・・・!確かに!このツラさ、実は「imaginary day」に共通しませんか?
 余談ですが、私が初めて聴いたPMGが「imaginary day」でして、(それまでボサノヴァしか聴いてこなかった耳には)一曲目の出だしのインパクトで、パット嫌いになった経験があります(笑)。2曲目の「follow me」が無ければ、今こうしてこの話題に投稿することも無かったでしょう。PMGのこれまでの変遷を知れば、大したことない曲調?なのですが。

 「TWU」はタイトルどおり、どこか「希望」が見えませんか?決して能天気な曲ではありませんが、時折マイナーな曲調も交えながらも全体的にway up!しているような気がします。
 一方の「Quartet」は、どこまでも暗いトンネルに入って行きそうで、止め処が無い。どこまで行くんだか・・・という感じです。

> これまで一度もライブでやったことがなく、かつ、どうしても聴いてみたいのがLanguage of Timeです。
> これ、もんのすごい名曲だと思うんですけどねぇ~。
> サビのメロディーといい、シンセギターのソロといい、ライルのアコピのバッキングといい、エンディングのスティーブのベース・リフといい、カッコイイとこだらけだと思うんですが。
 この曲のシンセギターソロを、是非ライブで観てみたいですよね。かっこいい要素が沢山ありますし!本当に、ライブに使うには他の曲と遜色無い様に思うのですが。
 因みに、エンディングのベース・リフを、私ただいまコピー中です。

> このLanguage of Timeに最も端的に表れている「Quartet」の美しさというのは、いわば抽象的な、アブストラクトな美ですよね。
> 従来のPMGのように視覚的なイメージを喚起させることなく、ただ音そのものの美しさで構築されている見えない美。
> これもまた「The Way Up」に通じるものではないか、と思っています。
 「The Way Up」に関するレヴューを幾つか読んだのですが、
中にはこれまでの音楽の焼き直し、集大成との言葉を見かけました。つまり、目新しさが見当たらないと。
 私は、PMGの全アルバムを聴いていないので、これらの言葉の意味がよく分かりません。ただ、ひとつ思ったのは、「従来のPMGのように視覚的なイメージを喚起させることない」点が、賛否両論の原因なのかもしれませんね。
 PMGの音楽=視覚的なイメージを喚起させる、というファンにとっては、「Quartet」も「The Way Up」もあまり魅力的には聴こえないのかもしれない。「視覚的なイメージを喚起させること」が出来る音楽家はなかなかいませんし、ある意味PMGの専売特許のようなものですよね。でも、私にとってはPMGの抽象的な、アブストラクトな美の側面も、とても好きです。その中にもPMGらしさが溢れていますし、むしろ両極端な音楽を作れる彼らがすごいなあ、と思います。

 何はともあれ、PMGには思いっきり音楽を冒険してほしいと、私は思っています。既存の概念にとらわれることなく、あくまで自分の想像力を膨らませる。私の仕事もある意味かなりクリエイティブなので、彼らの音楽に対する姿勢から学ぶ物が非常に多いと感じています。

 毎度毎度、長々とコメントしてしまいますね。すみません。
普段このようなことを話せる機会がありませんので(笑)。
やはり、音楽をまともに聴く人間は、全体の2%ということでしょうか(多いんだか少ないんだか)。
それでは。

P.S.
私の好きなPM(PMG)は、
「80/81」
「wichita falls」
「offramp」
「quartet」
「imaginary day」
「speaking of now」
・・・なんか暗いのばっかり?!

投稿者 toto : 2005年06月02日 21:31

totoさんこんばんは!

いや~、力の入ったレポート、ありがとうございました。
なんかコメント欄に入れておくにはもったいない気が(^^;

totoさんもご自分でブログやられたらどうですか?
こんな風に人の輪も広がっていくので楽しいですよ(^^)

> 初出からだいぶ時間が経ってからの投稿で、お恥ずかしいのですが・・・。

いえいえ、全然構わないです。というかむしろ歓迎です。昔の記事ってやっぱり自分自身でも忘れがちになりますしね(^^;

こうしてまた光が当たるのは、書いた人間としては非常にウレシイです(^^)

> まだまだ聴き込みが甘かったです(笑)。

いえいえ、単なる思いつきですんで(^^;

> 一曲目の出だしのインパクトで、パット嫌いになった経験があります(笑)。

わかります、わかります(笑)

やっぱり一枚目に「Imaginary Day」というのは戦略的にマズイと思います(笑)
嫌いになる確率高いと思いますよ、やはり(^^;

> 「TWU」はタイトルどおり、どこか「希望」が見えませんか?決して能天気な曲ではありませんが、時折マイナーな曲調も交えながらも全体的にway up!しているような気がします。

これは全く同感です。能天気にならずにWay Upする。これって実はかなり至難の業だと思います。そしてそれをああいう形で成し遂げたPMGはやっぱりすごいと思いますね。

> 一方の「Quartet」は、どこまでも暗いトンネルに入って行きそうで、止め処が無い。どこまで行くんだか・・・という感じです。

そうでうすね。「Quartet」は確かに "出口" がありませんね。それで暗い印象が強まってて嫌われるんでしょうが(笑)、私は決して「出口なし」というのも嫌いじゃないです。安易な解決よりはマシだと思います。

> かっこいい要素が沢山ありますし!本当に、ライブに使うには他の曲と遜色無い様に思うのですが。

いやもうホントに仰るとおりですよね! ギターシンセのバックのライルのピアノも素晴らしいですよね!

「ライブでLanguage of ~やってください」署名活動でもしましょうか?(笑)

> 因みに、エンディングのベース・リフを、私ただいまコピー中です。

あれもカッコイイですよね、ホント。ちなみにtotoさんも楽器やられてるんですか?

> ただ、ひとつ思ったのは、「従来のPMGのように視覚的なイメージを喚起させることない」点が、賛否両論の原因なのかもしれませんね。

私もそう思います。特にtotoさんがおっしゃられてるように、大自然のビジュアル・イメージが完全に欠落している点は結構あるんじゃないでしょうか。

> でも、私にとってはPMGの抽象的な、アブストラクトな美の側面も、とても好きです。その中にもPMGらしさが溢れていますし、むしろ両極端な音楽を作れる彼らがすごいなあ、と思います。

これまた全く同感です。片一方だけでもかなり凄い点まで到達していると思うのですが、それが併存しているのがPMGの恐ろしさ(笑)だと思います。

> 私の仕事もある意味かなりクリエイティブなので、

もしかしたらPat Weekの方とかで書き込まれてるのかもしれませんが、totoさんは何をされている方なのですか?
差し支えなければ教えて頂けるとウレシイです。ちょっと興味あります(^^ゞ

> 毎度毎度、長々とコメントしてしまいますね。すみません。

いえいえ、私もバカみたいに長文書きますので全然平気です(笑)

> 普段このようなことを話せる機会がありませんので(笑)。

お互いそうですよね(笑)
でもってここはそういうことこそを話す場ですので(笑)、いくらでも思う存分書き込んで下さい(笑)

それにしてもお好きなPMGのアルバム、見事にいわゆる「中期三部作」、売れ線の人気作が欠落していますね(笑)

なかなかユニークな感性をお持ちとお見受けしました(笑)

ではまた!(^^)/~~~

投稿者 Kota : 2005年06月03日 00:08

Kotaさん,こんばんは。お久しぶりです。
なかなかnetを自由に使える時間が無く、こまめにお気に入りのサイトが見られない状況なんですよ。

> いや~、力の入ったレポート、ありがとうございました。
> なんかコメント欄に入れておくにはもったいない気が(^^;
いえいえ、こちらこそ長々とした文を最後まで読んで頂き、有難うございます。

> totoさんもご自分でブログやられたらどうですか?
そうですね。私もいつかマイ・ブログを作ろうかと。その時は,是非観に来てくださいね。

> こんな風に人の輪も広がっていくので楽しいですよ(^^)
確かに、自分の投げ掛けた意見の波紋が広がって、反応が返ってくるのは楽しいですよね。私もkotaさんのページで楽しませて頂いております。

>やっぱり一枚目に「Imaginary Day」というのは戦略的にマズイと思います(笑)
>嫌いになる確率高いと思いますよ、やはり(^^;
「ID」が発売された年は大学受験で,予備校の空き時間に行ったタワレコに、「ID」が平積みされていたのを思い出します。当時は、ジャズやフュージョンに漠然とした憧れがあったので、大学に入ったら「ID」を思う存分聴くぞお!と決意?してました(笑)。こんなにはまるとは思わなかったですけど。

> ちなみにtotoさんも楽器やられてるんですか?
はい。大学時代はジャズサークルでウッドベースをかじっていました。全然上達しませんでしたが(笑)。あと,ピアノもちょっと弾いていました。

> totoさんは何をされている方なのですか?
まずは,自己紹介を忘れていましたね。
私は大学で地味ぃに生物を研究しています。ご想像されているような,アーティスティックな人間では全くありません(笑)。でも、芸術とは別の意味で,毎日がクリエイティブですよ!新しい発見?の連続ですから。常に自分の可能性を追求する、というPMGの姿勢には,仕事の上でいつも励まされています。

> それにしてもお好きなPMGのアルバム、見事にいわゆる「中期三部作」、売れ線の人気作が欠落していますね(笑)
中期三部作というのは,おそらく「FC」から「WLH」あたりのことですよね。「SLT」以外は聴きましたが、何故か愛聴盤!にはならないのですよ。ハッピーな音楽性が溢れていて、心地良いのは言うまでも無いのですが。どうやら、私は実験的な音楽が好きなようです。「80/81」,「wichita falls」,「offramp」には,これから訪れる素晴らしい時代(中期三部作)への萌芽を持っているような気がして、わくわくしちゃうんです。溢れるアイデアをどう出したら良いのか?を、模索している彼らの姿を思い浮かべると、何となく現在の自分に重ね合わせてしまうのですよ。
今の仕事が順調になってきたら、中期三部作の良さがもっと
分かるようになるのでは,と思ったりしています。

・・・個人的なことを長々と並べてすみません。
これからも、ブログを楽しみにしています。
それでは,また。。。

投稿者 toto : 2005年06月09日 22:10

totoさんこんにちは!
コメントどうもありがとうございます!

> なかなかnetを自由に使える時間が無く、こまめにお気に入りのサイトが見られない状況なんですよ。

そんな中わざわざお越し頂いて恐縮です。

> そうですね。私もいつかマイ・ブログを作ろうかと。その時は,是非観に来てくださいね。

はい、楽しみにしています!(^^)

> 当時は、ジャズやフュージョンに漠然とした憧れがあったので、大学に入ったら「ID」を思う存分聴くぞお!と決意?してました(笑)。こんなにはまるとは思わなかったですけど。

なるほど(笑)
私もパットを本腰入れて聞き出したのは30前後かな?
こんな歳でフェイバリット・ミュージシャンが増えるとは思ってもいませんでした(笑)

> はい。大学時代はジャズサークルでウッドベースをかじっていました。全然上達しませんでしたが(笑)。あと,ピアノもちょっと弾いていました。

お〜、すごいですねぇ!(^^)
それでしたら「Lanuage of Time」コピーしたくなるのも当然ですね(^^)

> 私は大学で地味ぃに生物を研究しています。ご想像されているような,アーティスティックな人間では全くありません(笑)。でも、芸術とは別の意味で,毎日がクリエイティブですよ!新しい発見?の連続ですから。

なるほど〜、いわゆるバイオ系ということでしょうか?
私はそっち方面は全然わかりませんが、やはり毎日が発見なのですね!

> ハッピーな音楽性が溢れていて、心地良いのは言うまでも無いのですが。

あ〜、それはわかります。私も特に「LFH」はハッピー度が強すぎる気がして(笑)、若干聴く頻度は他に比べると低いかもです。

でもやっぱり「SLT」は一度は聴いた方がいいと思いますよ。協力な曲ばかりですし、やはりあれは個人的にもPMGのベスト3に入ります。

> 溢れるアイデアをどう出したら良いのか?を、模索している彼らの姿を思い浮かべると、何となく現在の自分に重ね合わせてしまうのですよ。

ああ、「完成に到達しそうなその一歩手前の良さ」というのはありますね! ちょうどユーミンの「14番目の月」の歌詞みたいに(笑)

> ・・・個人的なことを長々と並べてすみません。

いえいえ、そもそもブログは個人ベースな媒体ですし(^^)

ではまたお時間ある時にお越し下さい。
それでは!

投稿者 Kota : 2005年06月10日 11:51