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2005年02月10日カテゴリー:パット・メセニー

パット・メセニー・グループ「The Way Up」日本盤

パット・メセニー・グループThe Way Up」日本盤、昨夜購入してきました。

【パット・メセニー・グループ / ザ・ウェイ・アップ(日本盤)】
パット・メセニー・グループ / ザ・ウェイ・アップ(日本盤)(今までと違い、今回は日本盤の方にリンク張ってます。ここ経由でお買い求めのお客様はご注意ください(笑))

すでに「Pat Week」の掲示板の方にもちょろっと書いてきたんですが、どっちかというと自分は日本盤否定派かな・・・

でもあちらでは触れなかった点もあり、ちょっとその辺含めて以下で詳細なネタバラし&ロングトークをします(笑)

輸入盤を既にお持ちで、なおかつこれから日本盤を買うつもりの方はお読みにならない方がいいかもしれません。

輸入盤と日本盤、どっちにしようか悩んでいる方、あるいは輸入盤を買わずに日本盤だけ買おうとしてらっしゃる方は、お読み頂いても問題ないと思います。

まず、どこがどう違うのか。

「4分時間が長い」というのはご存知だと思いますが、トラック数は輸入盤も日本盤も4のままです。つまり1トラックだけ日本盤が4分延びているんです。

具体的にいいますと、最後の「Part3」の9:54から4分間、未出の演奏が追加されています。

Part3での一番の盛り上がり、ヴーとボナのヴォイス部分がありますよね?
その次にもう一度Part1のメインテーマ「ラーラソラソミ」が来ます。
オリジナルはその後、本当の意味でのエンディング・パートが来るわけですが、その「ラーラソラソミ」とエンディングの間に4分追加されているんです。

・ヴーとボナのヴォイス
・Part1:ラーラソラソミ
 ←ここにボーナスパート4分間
・エンディング

やっぱ「これってどうよ?」って気がするんですよねぇ。
エンディングの直前にもう一回「引き延ばし」が入っちゃうんですよ。
どうも全体の流れを壊してる気が・・・

言うなれば「フリーザ編」で連載を終了するはずだった「ドラゴンボール」が、あまりの人気と集英社側の思惑によって、作者の意に反して「人造人間編」「魔人ブー編」と下手な引き延ばしを強要されてグズグズになっていったのと同じ? いや、なんか違うか(笑)

ちなみにその4分の演奏はとてもいいんですよ。
具体的にはPart1の第二メロディー、「ラーラソラソミ」の後の、パットがアコギで弾いてるメロディー(6:22〜)の再演で、それぞれがソロを取っています。しかもパットはギターシンセのソロで、これはこれでいい感じなんですよ。

それだけにもう一度新しいストーリーが始まってしまう観があるんです。

例えて言えば、静かに眠りにつこうとしている寝入りばなに「あ、ちょっと!」と呼びかけられ、「ん、ん、なに?」ともう一回意識を呼び覚まそうとしていた最中に「あ、ごめん。別に用事なかった」と言われて「ちっ」と思いながらまた眠りにつく、そんな感じなんですよね(笑)

輸入盤に既に馴染んだ耳には、流れとしてはやはりスッキリしない感じが残ります。

基本的にはそういう印象で、作品の完成度を考えれば、やっぱり正式版である輸入盤がいいと思います。

が・・・


ここからがちょっと自分も自信がなくて「Patweek」の方にも書かなかったことなんですが、


輸入盤より日本盤の方が、音が良くないですか?(笑)


はっきりわかるような差はないですし、少なくとも私の再生環境と耳では、最初の「Opening」のように音数と音密度の高いところでは区別ができません。

でも静か目なところだと、若干の違いが出る気がするんです。

ダイナミック・レンジが広くて、音の粒立ちもいい気がするんですよ。
背景にあるギミック的な、埋もれがちなSE的サウンドも聞こえやすいし、特に感じたのはリズム系、中でもサンチェスのライド・シンバルの音です。

日本盤の方が、スティックが当たっているライドの箇所の違いがわかる気がするんですが・・・

実は「The Way Up」発売のずーっと前ですが、海外のPMGメーリング・リストで「日本盤はUSやEU盤より音がいい」と言っていた海外の人がいたんですよ。

そのときは「日本のデジタル神話を下敷きにした、海外ならではの一種の都市伝説か思い込みじゃないの」と思っていたんですが、今回ばかりは自分もどうもそういう気がして。

確かに日本盤のCDプレスは日本の工場でやってるようですから(外ケースにManufacturing in Japanの文字アリ)、違っていても条件的にはおかしくはないんですが・・・

ですので作品的には輸入盤がいいと思いつつ、音質面でつい日本盤を聴いてしまう、というのが昨夜の状態でした。

両方買われた方、どうでしょう?
思い過ごしですかねぇ?

ぜひご意見お聞かせください。

投稿者 Kota : 2005年02月10日 15:51
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» パット・メセニー・グループ 「THE WAY UP」& 「ipod mini」 購入 from Tea time diary
2/9(水)は、パット・メセニー・グループ の ニュー・アルバム 「THE WA [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年02月11日 04:04

» THE WAY UP / PAT METHENY GROUP from Notes @ 3-tadpoles
kota さんのブログで、ここ最近絶え間なくこのアルバム周辺に関することがとても熱く語られていて、それらを読んだら Pat Metheny Group に全く縁... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年02月16日 21:22

» "THE WAY UP" 2週間後の感想文 from Notes @ 3-tadpoles
THE WAY UP を聞き始めて約二週間が経ったけど、はたしてどんな印象を持てたのだろう。 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年03月02日 00:02

» ザ・ウェイ・アップ from パパモフの午前ダンス
Total 72分03秒の組曲がこの「ザ・ウェイ・アップ」である。のっけからものすごい緊張感!このドキドキ感は一体何なんだ?アルバム最初の5分間、ワタクシはず〜... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年06月29日 09:44

コメント

未だどっちも買ってない人間のコメントでスンマセン。

日本盤の方が音がイイってのは面白いですね。アナログの時代はともかく、CDになってからは絶対に本国盤の方がいいと思い込んでました。日本には結局、マスターテープのコピーがくるわけでしょうから。デジタルtoデジタルは劣化がないなどと言われますが、不思議なことにあるんですよね。とある映画のサラウンド音響を作るのにベッタリ付き合っていたことがありますが、別にデータを圧縮したワケでもないのに、コピーしただけで驚くほど情報量が減ってペナペナな音になったのを目の当たり(耳の当たりか……)にしたことがあります。

今回のはヴァージョンが違うから、それなりに気を遣ったマスターが来たということか。あとは工場とかでのプロセスの違いってことでしょうか。

ちなみに、ブルーノートのRVG(ルディ・ヴァン・ゲルダー)エディションが出たときに、国内盤と輸入盤の聞き比べを某衛星ラジオの番組でジャズ評論家たちがやったことがあるのですが、その時は輸入盤の勝ちだったようです(なので、そっちを買ってる……っていうか、紙ジャケ派じゃないし、値段が全然安いってこともありまして……amazonだとよく980円で出てますからね!)。

投稿者 マス男 : 2005年02月10日 16:22

マス男さんお久しぶりです!

>未だどっちも買ってない人間のコメントでスンマセン。

いえいえ、大歓迎です!(^^)

>日本盤の方が音がイイってのは面白いですね。

自分も全く予測してなかったんですけどね。

>別にデータを圧縮したワケでもないのに、コピーしただけで驚くほど情報量が減ってペナペナな音になったのを目の当たり(耳の当たりか……)にしたことがあります。

へぇ~。それもすごい話ですね。
まあデジタルと一口に言っても処理のプロセスはいろいろですしねぇ。
とにかくあまり過信しない方がいい、というのはこれまでの経験からも感じます。

>今回のはヴァージョンが違うから、それなりに気を遣ったマスターが来たということか。あとは工場とかでのプロセスの違いってことでしょうか。

根拠はありませんが、たぶんその「工場プロセスの違い」が大きい気がしてます。

>その時は輸入盤の勝ちだったようです(なので、そっちを買ってる

この「The Way Up」の国内盤、輸入盤の話を一般論として語るつもりは毛頭ないです。
違いがわからないのや、「輸入盤が勝ち!」というのも当然多いでしょうしね。

>amazonだとよく980円で出てますからね!

ホントにメッチャ安いのありますよね。
ってゆーか国内盤もそれぐらいの価格帯に落とせ! と言いたいんですが(笑)

ところでマス男さん、「The Way Up」は購入予定はないんですか?(笑)

賛否両論ですけど、やはり一度は聴いておくべき、というかやっぱり一回聴いただけじゃわかんないです、これ。

手元においてある程度馴染むまで繰り返して聴いてから判断すればいいかと。

で、繰り返し聴けるだけのクオリティはやはりあると思いますよ。

投稿者 Kota : 2005年02月11日 17:22

kotaさんどーも。

輸入版の音質の件ですが、私も同じようなこと考えていました。(私も確証はないのですが…笑)

やはり音が静かになる辺りで、多少差があるように感じますよね。

マス男さんがおっしゃっているいるように、やはり工場でのプレスの際に違いがでたのではと私も推測しています。

以前、聞いた話なのですが、スピッツだったと記憶しているのですが、彼らのアルバムをプレスした際に、音質にばらつきがあったそうで調べてみると、工場が違っていたなんてことがあったらしいです。(友人から聞いた話で自分で確認したわけではないですが…)

それから、本論とは関係ないですが、kotaさんはストーンズもあげてますが、自分もストーンズかなり好きです(笑)

メセニーとストーンズって言えば、ある意味対極にあるバンドだと思うので、この2グループをフェバリットに挙げている方に出会えてなんかうれしいです(笑)。

ちなみに、SDもかなりお好きなようですが、自分はリトルフィートをこよなく愛しています。

そういえば、ストーンズ、来年春くらいにライブやりそうとの噂が出ていますね。

まぁ、今はメセニー先生に集中ですが…

それでは、また。

投稿者 mac : 2005年02月11日 22:54

macさん初めましてこんばんは!
「Patweek」に書き込みされていた方ですよね?
もし違っていたらすいません。

> 輸入版の音質の件ですが、私も同じようなこと考えていました。(私も確証はないのですが…笑)

あ、初めて同意してくれた人がいた!(笑)
やっぱりそういう気がしますよねぇ、これ。

急に自信が湧いてきました(笑)

> 音質にばらつきがあったそうで調べてみると、工場が違っていた

すごいですね! 国レベルじゃなくて工場の違いですか!

> メセニーとストーンズって言えば、ある意味対極にあるバンドだと思うので、

いろんな意味で対極ですよね~(笑)

> この2グループをフェバリットに挙げている方に出会えてなんかうれしいです(笑)。

いや~、私もです!
常識的にはありえない組み合わせですから(笑)

> 自分はリトルフィートをこよなく愛しています。

あー、すいません。リトルフィートはほとんど聴いたことないんです(^^;
でも確かにSDと一緒に語られることがよくありますよね。

> そういえば、ストーンズ、来年春くらいにライブやりそうとの噂が出ていますね。

はい、それについては1/18のエントリーで触れています(^^)
来日は06年かなぁ、という感じですが。

もうここ数年は、「今度が最後かもしれない!」という恐怖感を抱きながら彼らのライブに行ってます(笑)

ではまた気軽にコメントしてやって下さい。
どうもありがとうございました。

ではまた!

投稿者 Kota : 2005年02月12日 01:11

どもども。「The Way Up」欲しいですよ、ええ、そりゃ、もちろん。

しかし、我が家、ただいまものすごい金欠状態でして(泣)、CD一枚買うのも、もの凄い悩んでから。ホントに音楽ライターかよ、自分?という凄い状態です。しかも日本盤の方が音がイイなんて聞かされちゃうと……困るなぁ(笑)。誰か、可愛い女の子がヴァレンタインにチョコと一緒にプレゼントしてくれないかなあ。

プレゼント&パットというネタでひとつ。僕、マーク・ジョンソンのリーダー作の「The Sound of Summer Running」が異常に好きで、多分、生涯の10枚には入ると思うけど、これ4回買いました。人に会うたびにプレゼントしてしまって、また自分用に買うという繰り返し……。ビル・フリゼールにインタビューした際、彼のマネージャーで、このアルバムのプロデューサーでもあるリー・タウンゼンドが一緒に来ていて、「僕、このアルバム4回買ったんだよ」と言ったら、さすがに驚いてました(笑)。あ、そう言えば、その後、マーク・ジョンソン自身にも「いやもうコレが好きで好きで」って伝える機会があったんだった。イタリアのピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィのコンサートの後のサイン会で(笑)。ホントに音楽ライターかよ?自分。

投稿者 マス男 : 2005年02月12日 09:48

>「Patweek」に書き込みされていた方ですよね?
はい、そうです(笑)

あちらのリンクでこちらを知ってときどきのぞかせてもらっています。

それから、ストーンズの記事読ませていただきました。

>「ライオンのように猛々しく」というよりも、草食動物のようにめんどくさそうに叩いていたような(笑)

というチャーリーの評、面白かったです。kotaさん表現の仕方がおもしろいですね。チャーリーの病気の件は、私も知りませんでしたので少し驚きました。

ストーンズって結局、リズムがポイントのバンドなので、チャーリーがいなくなったらストーンズは成り立たないでしょうから、回復してくれてほんとよかったです。

ところで、ストーンズのライブは、前回のツアーでは2回大阪ドームに行きました。今回も、いけるだけいきたいです(笑)

シアターいけなかったのは残念ですが…
彼らにはやれるところまで続けてほしいものです。しかし、ミックの元気のよさには驚かされてしまいます。「薬やっているのでは」なんて人もいますが、私はそれは絶対あり得ないと思います。きっとトレーニングで体鍛えているのだろうと推測しています。

後、「Quintet」についての記事も読ませて頂いたのですが、私もあのアルバムは大好きです。

人気のないアルバムなのかもしれませんが、私もよく聞いています。あのアルバムの曲もライブで演奏してほしいものですよね。

前衛的なところが、一般受けしなかった原因なのかもしれませんが、奥が深いアルバムだと…

ストーンズと、PGMってほんと対極にあるバンドなのでしょうが、共通項があるとしたら、音楽への愛情やミュージシャンとしての使命感(少し固い言い方ですが…)のようなものなのかもしれないと感じる今日この頃です。

とにかく、これからもときどきのぞかせてもらうかと思いますが、よろしくです。

では!

投稿者 mac : 2005年02月12日 11:30

> しかし、我が家、ただいまものすごい金欠状態でして(泣)、CD一枚買うのも、もの凄い悩んでから。

あ~、なるほど。私も他人事じゃないですねぇ~。
CDの衝動買いってのはなかなか・・・
「TWU」はもう数ヶ月前から輸・日両方購入計画立ててましたからね(^^;

> しかも日本盤の方が音がイイなんて聞かされちゃうと……困るなぁ(笑)。

実際困ってます(笑)

> 誰か、可愛い女の子がヴァレンタインにチョコと一緒にプレゼントしてくれないかなあ。

これは可愛い女の子じゃないとまずいんでしょうか?(笑)

> これ4回買いました。

マス男さんが「Summer Running」お好きなのは知ってましたが、まさか4回ご購入とは(笑)

ちなみに私もなぜか「Letter from Home」が3枚あります(笑)
しかも理由が全く不明(笑)

> ホントに音楽ライターかよ?自分。

いわゆる「批評家然」としてなくて、フツーの庶民と同じ感覚なところがよろしいのではないかと(笑)

>macさん
こんにちは。またお越し下さってありがとうございます。

> チャーリーがいなくなったらストーンズは成り立たないでしょうから、

これはもうホントにホントですよね。
東京ドームのこけら落としがミックのソロライブで私行きましたしたが、ホントにストーンズってのはキースとチャーリーがいないと成り立たないんだ、ということを痛感させられたライブでした。

> 「薬やっているのでは」なんて人もいますが、私はそれは絶対あり得ないと思います。

ええ、今さらそれはないですね。すんごい健康体ですし。
確か毎日4Km走ってるんじゃなかったかな。
どこの国にツアー行っても欠かさないと聞いたことあります。
もう吉永小百合なみです(笑)

確かこの前の来日時はシークレット・サービス同伴で皇居周辺をジョギングしているところをニュースで見ました。

> 音楽への愛情やミュージシャンとしての使命感(少し固い言い方ですが…)のようなもの

なるほど~。

PMGは常に前進し続け、革新し続けるのに対し、ストーンズは音楽的には非常に保守的というか、変わらないものを常に追い求めている気がします。
(たまにミックが新しいことやりたがるけど大体失敗しますし(笑))
そこは全くベクトルが逆なんですけど、そこにかかっているエネルギー量は互いに負けず劣らず、という気はしますね。
向きを揃えたらピタッと重なりそうなベクトル矢印の気がします。

特にキースのブルース、ロックバカ、ギターバカぶりが私は大好きです(笑)

> とにかく、これからもときどきのぞかせてもらうかと思いますが、よろしくです。

こんなところでよかったら、ぜひまた遊びに来て下さい。

ちなみに今日は、ある掲示板で私宛てに「ストーンズのこと書け!」という脅迫に近いリクエストを受けましたので(^^;、ちょっと1枚アルバム取り上げようかと思ってます。

それではまた!

投稿者 Kota : 2005年02月12日 15:10

ありがとうございます。

ミックのランニングの件、確かそういう報道ありましたよね。

自分もミック初来日のときは行きました。懐かしいです(笑)

>PMGは常に前進し続け、革新し続けるのに対し、ストーンズは音楽的には非常に保守的というか、変わらないものを常に追い求めている気がします。

ストーンズって一見すると、ほんとおっしゃるとおり保守的なんだと思いますが、こと黒人音楽への嗅覚はかなりするどいですよね。ブルースやR&Bのみならず、レゲエやアフロにまで目をつけて自分たちのサウンドに取り込んでいったところは、かなり偉大であると思っています。

ですので、ストーンズは自分のなかではいわゆるロックバンドという感覚では聞いていませんね。

しかし、それに対してPMGは、同じように色々な音楽を取り込むにしても、アプローチの仕方や消化の仕方が全然違っていますよね。

ほんとに対照的なグループだと思います。

>特にキースのブルース、ロックバカ、ギターバカぶりが私は大好きです(笑)

そうですよね。彼のプレイは年々凄みを増してきていますよね。

自分のなかでは特にストーンズといえば「間」なのですが、最近のストーンズって、かなりマディー化してきていると…

ところで、レヴューでとりあげるアルバム何になさるのか楽しみにしています。

それからマス男さん、自分も「Summer Running」かなり好きです。それこそ、フリーゼルってチャックベリーぽいエッセンスもっていますからね。そういう意味でも、自分もあのアルバムはよく聞きました。

よく考えると、私もなぜか数枚買ってしまったアルバムってあります。なんでなんだろう(笑)

音楽バカになってしまったら家計は苦しい限りですね。CD屋にいっても、あれもほしい、これも買いたい…でも、指くわえてみたいな(笑)

また、遊びに来させてもらいますね。

では!

投稿者 mac : 2005年02月12日 15:57

> ところで、レヴューでとりあげるアルバム何になさるのか楽しみにしています。

すいません、ちょっと搦め手で行ってみました(^^;

> CD屋にいっても、あれもほしい、これも買いたい…でも、指くわえてみたいな(笑)

私も一度CDの「大人買い」をやりたいですね(笑)

「ん、何? ストーンズが全作リマスター盤を出したぁ? じゃ、全部カゴ入れといて」みたいな(笑)

あるいはマイルスのボックスものを全部両手に抱えてレジに持って行くとか(笑)

もうすでにいい歳の大人なんですが、これから先、そういう大人になれるかなぁ・・・(笑)

> また、遊びに来させてもらいますね。

はーい、いつでも歓迎で~す(^^)

投稿者 Kota : 2005年02月12日 20:53

こんばんわ~! 昨夜大阪のPMGへ行く以前に友人から日本盤の「THE WAY UP」借りて、洋版と聴きくらべたんですが・・・。はっきりいって、日本盤聴いた後で、洋版は聴けなくなっちゃいましたぁ~~。音の個人的な好みもあるとは思いますが、このPMGの様な奥の深いものに関しては、日本盤が、奥行きが深いというか・・深みがあるというか、全然、違うんですよね・・・。トリオとかの演奏に関しては、洋版の音の方が、アタックが強いというか、音が前に出てくる感じなんで、洋版の方がよかったりするもんがあるんですけどね・・。昨日のライブ終了後、日本盤、買っちゃいました。あ~~、今月は、お茶漬けすすってくらします~~~(汗)

投稿者 Mば~ : 2005年04月22日 02:03

Mば~さんこんにちは、お久しぶりです!

> はっきりいって、日本盤聴いた後で、洋版は聴けなくなっちゃいましたぁ~~。

あ〜、そこまで違いを感じられてますか!
私は「なんとなくそんな気が・・・」とかなり及び腰で言ってみたんですが(笑)、Mば~さんのような方もいらっしゃるんですね!

> トリオとかの演奏に関しては、洋版の音の方が、アタックが強いというか、音が前に出てくる感じなんで、洋版の方がよかったりするもんがあるんですけどね・・。

そうですか!
私はトリオは日本盤しか持ってないからなぁ〜。
買わなきゃいかんかな?(^^;

> 昨日のライブ終了後、日本盤、買っちゃいました。あ~~、今月は、お茶漬けすすってくらします~~~(汗)

なはは(笑)
やっぱり今作は少なくとも日本盤、輸入盤の2枚は必須のようで、懐にはイタイですよね(^^;

でも私もよくやっちゃいますが、お茶漬けすすることになってもCD買っちゃうMば~さんは偉いッス!(^^)

ではまた!

投稿者 Kota : 2005年04月22日 10:12