パット・メセニー、マイルス・デイヴィスらのジャズ、スティーリー・ダン、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランらのロックなど、愛する音楽 ＋ "α" を日々の糧にして・・・

あれはホントに楽しかった - 何年か前、ニューヨークでドナルド・フェイゲンと一緒にシークレット・ギグを何度かやったんだ。まだスティーリー・ダン再結成前の話だ。

ある日ラジオを聴いていると、DJがスティーリー・ダン再結成のライブをやる、と言ってたんだ。ところが、そのツアーのギタリストが僕だって言うんだよ！　誰ともそんな話はしてないのに！

そうだね、驚いたしちょっと困惑したし、とてもうれしい気もした。でもその時はジョシュア・レッドマンや自分のバンドのツアーをやっていたからね。

その後ウォルター・ベッカーが、彼らのツアーのことについて僕に何度か電話をしてくるようになった。僕がツアーで回ってたヨーロッパにまで電話したりしてね。それから僕のオフィスにギャラのことなんかも伝えてきたんだ。

なんだかとても奇妙な話だったけど、そんなこんなで大騒ぎした後で、ひょっとしたら彼らのツアーに参加したくなるかもな、とも思ったんだ。それ以前にフェイゲンと一緒に（自分の好きな）スティーリー・ダンの曲を演奏した時は本当に楽しかったから。

でもベッカーと話してた時にふと気が付いたんだ。もし僕が参加したら、ギタリストが3人になってしまうって。自分はどっちかっていうと、群れの中で「一人のギタリストがいつも余ってしまう」、そういうギタリストだから（※この行の訳、かなり自信なし(笑)）。3人になったらなおさらだし。

だから降りることにしたんだ（※同じく自信なし）。その方があれこれ変更したりライブをキャンセルしたり、障害になりそうなことを片づける必要もないしね。実際それらがうまく処理できたとも思えないし。

ある晩ライブ中の彼らを実際に見に行った。ドゥルー・ジングは素晴らしかった！　曲自体素晴らしいのはもちろんだけど、彼の演奏はあのライブ中で最高の部分だった（※ここは前に訳したエントリーとも符合しますね）。

いずれにしろ、2、3回のギグで心地いい演奏をする程度しかできないだろう、とわかったんだ（※自信なし）。ライブはまるで70年代のグレーテスト・ヒット集のようだった。彼らはレコード・バージョンにできるだけ近い形で演奏したがってるようだったし、僕はそれを楽しんでやれそうにはなかった。だから自分はツアーには参加しない方がいい、と決めたんだ。（※やはり自信なし）

今でも彼らのレコードは大好きさ。たぶん「Nightfly」が一番かな。特に「I.G.Y.」がね。

どんなもんでしょう？
こんな感じなのかなぁ(^^;

でもパットが「Nightfly」、特に「I.G.Y.」が好き、というのは知りませんでした。
まあある意味ごく普通の選択かもしれませんが(笑)

それにしてもこのPMGNLのQ&A、面白いネタが満載です。
残念ながら2001年で書き込みは止まっているようですが、かなりツッコんだ質問とか、これまで（少なくとも日本では）知られていなさそうなネタがゴロゴロしてます。

またそのうちここからのネタも紹介したいと思います。
まあ英語力の問題は常につきまとうんですけどね(^^;