パット・メセニー、マイルス・デイヴィスらのジャズ、スティーリー・ダン、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランらのロックなど、愛する音楽 ＋ "α" を日々の糧にして・・・

ちなみにこの「Super Natural」のプロデューサーが凄腕で、サンタナが「オレはまだまだやりたい、
これで終わりたくないんだ」と彼に頼み込んで、このプロデューサーが一肌脱いで
このアルバムが完成した、ということを「CBSドキュメント」で以前放送していました。

で、このライブ。

復活の勢いに乗りまくってる時期のライブだけあって、もうスンバラシイとしか言いようがない。
「Super Natural」の曲を中心にお馴染みの曲も織り交ぜながら、新生サンタナの魅力爆発しっぱなしです。

サンタナのギターそのものは昔から特に進歩もしてないと思うんですが(笑)、
単純に楽曲がいい、それにボーカルがいい、ってのも大きい気がしました。

サンタナを代表する名曲、「ヨーロッパ」も「Samba Pa Ti」ももう必要ない、というのがスゴイと思いましたねぇ。

いや、大好きな曲ですしライブでやってくれたらそれはそれでウレシイんですが、定番を外しても十分満足できるステージになっていた、というのが驚きでもありました。
（それでも「Black Magic Woman/Gypsy Queen」は外してないけど）

それと意外だったのが、他人の曲のいろんなフレーズをちょこっと挟み込んで遊んでるんですよね。

ストーンズの「Paint It Black」に映画007のテーマ、デューク・エリントンの「キャラバン」、イエスの「Owner of The Lonely Hearts」等々。まだ気付かなかったのがあったかも。
サンタナって意外とお茶目ちゃん？(笑)

こうしてビデオで観られたからいいようなものの、これは本当に行かなくて失敗したライブだったと痛感したッスねぇ。

アンコールの時、ギターを弾いた右手をそのまま真っ直ぐ会場の方へと差し伸ばし、「この音をあなたに捧げます」と言っているかのようなポーズが非常に印象的でした。

Viva！ Santana！
今度の来日公演は絶対外さないからね！