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2005年03月12日カテゴリー:パット・メセニー

いざ、Facing West!

【Pat Metheny / Secret Story】
Pat Metheny / Secret Story
え〜、私ごとですが、今日はこれから一泊で西の方に行ってきます。

戻りは日曜の夜だと思いますので、その間コメントのお返事等はできません。ご了承ください。

と、これだけで終わっちゃああまりに寂しいというか私自身が物足りないので(笑)、「西に行く」にかけて名作「Secret Story」の「Facing West」を持ち出してきました(^^;

実を言うとこれはtar_ksさんの「行ってみようハワイ」から丸々パクッてるんですが(^^;

ファンの方はご承知のように、非常に明るくポジティブで、聴いていると元気が出てきて、「前に向かっていこう!」という気にさせてくれる、パット・メセニー・グループの最も特徴的な一面をとらえた曲ですね。

私は「Secret Story」で完全にパットにノック・アウトされた口ですので、もちろんこのアルバムは「生涯の一枚」なのですが、パット・ファンでも「ちょっと苦手」というような人がいるんですよね。

でも、このアルバムが苦手という人でも、「Facing WestはいつものPMGみたいで好き!」とだいたい言います。

確かにこのアルバムの中で一番PMGのカラーが出ている曲ですが、なんとこれ、「Still Life (Taliking)」のセッション時にできた曲なんですね。(「静物画」のStill Life (^^;)

制作年も1987年、「Still Life(Talking)」リリース年と同じで、「あの時はうまくいかなくて、このアルバムでようやく本来の居所が見つけられた」とパットは語っています(出典:Pat Metheny Song Book)。どうりでPMGカラーが強いわけですね。

もし「Facing West」が「Still Life(Talikin)」に入っていたら、そして「Secret Story」からこの曲がなくなっていたら、一体どうなっていたでしょう?

ストーンズの最高傑作と言う人も多い「ベガーズ・バンケット」は、当初は「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」が入る可能性があったのに、シングルカットされてポシャったんですよね。もし「ベガーズ~」に「ジャンピング~」が収録されていたら、ストーンズはおろかロックの歴史を変えた名盤として君臨したかもしれない、とはよく語られる話です。

同じようにこの2枚についての「もし」を考えてみるんですが、両方ともアルバムの完成度があまりに高すぎて、私にはほんの1mmの変更も想像することができませんでした。

ということでそろそろ時間のようです。

いざ、Facing West!

投稿者 Kota : 2005年03月12日 09:06
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