パット・メセニー、マイルス・デイヴィスらのジャズ、スティーリー・ダン、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランらのロックなど、愛する音楽 ＋ "α" を日々の糧にして・・・

取材元が提訴した裁判の控訴審で、ハッキリするんでしょうか。
それがダメならどっちサイドでもいいから、名誉毀損なり何なりでもして、第三者がきちんと両者の言い分を付き合わせて検証するようなことをしてほしいと思います。

朝日の記事がねつ造、もしくは取材して得た情報のねじ曲げであるならば言語道断、単なる「プロパガンダ紙」で、これからの朝日の報道は一切信用されなくなるでしょう。

逆にNHKの言い分がウソならば、権力、特に自民党の言いなりの「御用メディア」であり、自己保全のためなら身内の社員を切り捨てて、自らの社会的使命も何もかも打ち捨てて真実隠蔽に血道を上げる、「三菱自動車並みのダメ企業」だと思います。ついでに言えば三菱自動車と同じく、問題なのは経営陣であって、末端の社員すべてがダメ、ではないと思うのですが。

いずれにしろどちらかがジャーナリズムとしての自殺行為をしているのでしょう。

・・・とここまで書いてきて、意外と真実は両者の中間辺りに漂っているのではないか、という気もしてきてはいるのですが。ちょっと考えがまとまらないのでここでは置いておきます。

ちなみに、

Internet Zone::Movable TypeでBlog生活：NHK側の態度と対応（続き）

の中で提起されているNHKコンプライアンス委員会への疑問、私も同感です。

長井CPの訴えの調査が、一月以上何の進展もなかったのになんで昨日の会見とドンピシャのタイミングで結果が出るの？　というのはもちろん、自分らの番組についていちいち政治家や周辺団体におうかがいに行くこと自体マスメディアとしてどうなのよ？　とは思いますね。

「予算承認をしてもらってる以上、現実的に避けて通るわけにはいかない」ということであれば、「じゃあ公共放送やめて民間にすれば？」とマジで思うんですが。

民間は民間で問題あるし、民間になったからって政治家との妙な関係が一掃されるわけではないのもわかってますが、今の状態、公共放送であることのメリットよりデメリットの方が大きいのでは？

自分が普段見ているNHKのニュースや報道系番組が、いちいち政治家の承認を経てのもの、あるいは政治家のクレームを想定した上での極度な自主規制の末のものだ、というのはいい気持ちしませんよ、やはり。