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2005年01月20日カテゴリー:キューバ
コンドリーザ・ライス、「キューバは圧政国家」
パウエルに替わって次の米国国務長官に就任するコンドリーザ・ライス氏の指名承認公聴会が開かれました。
毎日1分。今日の新聞 国際・海外面ニュースのポイント:ライス氏 指名承認公聴会
その公聴会において、
ライス氏は「圧政国家」「圧政の拠点」という表現を使い、 キューバ・イラン・ミャンマー・北朝鮮・ジンバブエ・ベラルーシの6ヶ国を、名指しで批判した
とのこと。
キューバを北朝鮮なんかと一緒にすんなよ! と私なんぞは思いますが、ま、所詮それがアメリカの見方だし、「悪の枢軸」よりはまだマシかな〜とも思ったり。
いずれにせよ経済封鎖解除はまだまだムリっぽいですね。
キューバにも小さいながら反カストロ勢力はあるし、公にしてないだけで現政権に不満を抱いている人はたぶん少なくないのだろうけど、米国の経済封鎖は体制派も反体制派もおしなべて、キューバの全国民を苦しめているだけだと思うんですけどねぇ。
ちなみに
ライス氏は「今こそアメリカの外交を使う時」と述べ、1、民主国家が団結し、国際システムを構築
2、テロ対策の各国間の協力
3、自由と民主主義の拡大
の3つを強調した
とのことですが、
1. その団結をぶち壊したのがアナタ方では?
2. アナタ方が欲しいのは「各国間の協力」よりも「米国と各国との主従関係」では?
3. アナタ方の「自由と民主主義」が本当にどこの誰にとっても素晴らしく価値のあるものなの?
と、いちいちツッコミたくなりましたが(笑)、やはりここにきて外交政策の転換を図り始めた、ということでしょうか。
今さら、という気もなくはないですが、30日のイラク総選挙の実施が不透明で、なおかつ実施できてもその後の展開が全く読めない情勢では、むしろ遅すぎるのかもしれません。
ついでに余談ですが、リンク先の「毎日1分。今日の新聞 国際・海外面ニュースのポイント」さんは同名のメルマガを発行しています。ササッとその日の国際ニュースのポイントが読めて気に入っています。
その「毎日1分」さんが「国際情勢常識テスト」というページを作られてます。
私は10問中10問正解、パーフェクト!
・・・いえ、ちょっと嬉しかったので自慢です、ハイ(笑)
投稿者 Kota : 2005年01月20日 15:13
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