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2005年03月10日カテゴリー：犬・いぬ・イヌ！
な、泣いちった・・・「山古志村のマリと三匹の子犬」
久々に非・音楽ネタ、そして非・音楽ファンの常連さんお待ちかねの（笑）犬ネタです。
【山古志村のマリと三匹の子犬】
新潟中越地震のその日の朝に、被災地の山古志村で子犬を三匹生んだ柴犬マリと、飼い主さんとの実話を元にした絵本があります。
タイトルは「山古志村のマリと三匹の子犬」。
今朝の「ズームイン朝」で取り上げられてまして、非常に気になったので、昼休みに近くの本屋で立ち読みしてみました(^^;
話はこうです。
マリは朝方に子犬を三匹生みましたが、その日の夕方に地震に遭ってしまいます。幸いマリも子犬も無事でしたが、家は倒壊、慣れ親しんだ美しい山古志の自然も、様相を一変させてしまいます。
飼い主はおじいさんとその息子さんの二人ですが、息子さんは仕事で外出中。しかも残ったおじいさんは家の中でタンスの下敷きになり、身動きが取れなくなってしまいます。
子犬は地震で飛ばされて、マリとは離れたところでおびえて泣いています。その時マリは鎖に繋がれていて、子犬の元へと駆け寄ることもできません。
鎖から逃れようと、何度も何度も引っ張り続けた末に、マリは鎖を外すことができました。ようやく子犬たちのそばに行って、子犬をなめさすってあやすことができました。
しかし家の中ではおじいさんが倒れたままです。
元々体に不自由さのあったおじいさんは、もうこのまま死んで行くのだろう・・・と諦めかけていたそうです。
そのおじいさんの元に、マリがやってきました。倒壊してメチャメチャになった家の中、壊れた家財道具の間を必死に通り抜けてやってきたのです。マリの体にはあちこちに擦り傷ができ、血を流していました。
マリはおじいさんの元に近寄ると、ひたすらにおじいさんの顔をなめ始めました。励ましているつもりなのでしょう。おじいさんは「自分のことはいいから、子犬たちのところに行きなさい」とマリに告げました。その言葉がわかったのか、しばらくするとマリは子犬たちの元へと戻って行きました。
しかし、またしばらくするとマリはおじいさんの元に戻ってきて、また顔をなめ始めました。「諦めたらダメだよ」というマリのメッセージなのでしょう。その晩、マリは何度もおじいさんと子犬たちの間を往復しました。体に傷を負いながら。
・・・と、ここまで読んだらもうダメでした。
本屋の中でいい歳こいたオッサンが立ち読みしながら泣くわけにはいきません(^^;
というかすでに泣いていたんですが（笑）
急いで本を買って、続きは茶店の人目につかない席で読んで、本で顔を隠しながら泣きました（笑）
やがて救助のヘリが来て、おじいさんは無事に病院へと搬送されるのですが、人命優先なので、ペットは乗せてくれないんです。命をかけて自分を励ましてくれたマリと、おじいさんはここで離ればなれにならざるをえません。
まだ名前もない三匹の子犬と共に、マリを破壊し尽くされた山古志村に置いて行くしかないのです。おじいさんは最後にありったけのペットフードを置いていきましたが、それらが尽きればあとは自力で食料を確保し、子犬たちを育てなければなりません。
一体いつ村に戻って来れるのか、いつマリと子犬たちを迎えにくることができるのか、この時点ではそれは誰にもわかりません。おじいさんも息子さんも断腸の思いだったことでしょう。
あ、こうやって書いてるとまた泣けてくる（笑）
本屋の中で泣くのもマズいが、職場で泣くのもマズいっすよね（笑）
その前に職場でブログ書いてる方が問題か（笑）
絵本の絵もとてもきれいですし、巻頭と巻末にはマリと子犬たちの写真も載せられています。犬好きの人はぜひ読んでみて下さい。
そうそう、この本の売り上げの一部は中越地震復興に使われるそうですが、ちょうど友人のoKiさんが自分のブログで、「クリック募金をサイドカラムに！ ブログ入門 特別編 ブログ(ウェブログ)入門講座〜今日からブロガー」というエントリーを書かれていたので、自分もトップページの右上にバナーを付けてみました。
バナーをクリックすると主催のNPOのサイトに飛びます。そこで協賛企業のサイトに行き、クリックをして下さい。これで1円の募金になります。
1日に1IPから1クリックのみなので（別の協賛企業のクリックは可）、「人気blogランキング」同様（笑）、1日1回1クリックしていただけるとウレシイです。
投稿者 Kota : 2005年03月10日 17:42
←1日1回1クリックして下さるとウレシイです(^^ゞ
←できたらこちらもクリックよろしくですm(__)m
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» 山古志村のマリと三匹の子犬 from Impossible is Nothing!
涙の実話。感動の一冊
マリは戦いました 中越地震の日の朝に生んだ三匹の子どもを守るために
マリはとぼとぼ家に向かいます。
ほほを伝わって落ちていく... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年03月16日 20:56
» 山古志村のマリと三匹の子犬 from 長岡市議桑原望の復興ブログ
「山古志村のマリと三匹の子犬」出版記念パーティーに参加してきました。 [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年04月10日 19:55
» 地震 from ちっちゃな怪獣
今日は、２回の地震がありました。
朝ご飯中に１回、これは横揺れ。。。
もう１回は、下から突き上げるような縦揺れ。。。
ねっちは、母の膝で頭をおさえて、... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年04月12日 15:38
» 山古志村のマリと三匹の子犬 from ADAYINTHELIFE
標題の本・・・Ｙ女史が「買って！」と言うのでふと表紙を見ると、何やら見たことのある犬のイラスト、おお〜っ、これはkotaさんのブログで紹介されていた新潟地震の時... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年05月31日 04:19
コメント
oKi です。
ＴＢ＆ご紹介＆クリック募金バナー設置、ありがとうございます。
ブロガーとして、クリック募金の輪、広げたいですね。
「山古志村のマリと三匹の子犬」 今から買いに行きます。
マジっで！(^^)
では後ほど・・・。
投稿者 ブログ（ウェブログ）入門講座～今日からブロガー : 2005年03月10日 18:12
oKiさんどうもです！
> ブロガーとして、クリック募金の輪、広げたいですね。
そうですね！
でも設置するだけでちゃんとクリックしないとマズいっすよね（笑）
気をつけないと(^^;
> 「山古志村のマリと三匹の子犬」 今から買いに行きます。
> マジっで！(^^)
あ、マジですか？ いや、ホント、いい本だと思ったので、ぜひ読んでみて下さい。自分に子供がいたら読んで聞かせてあげたいです。
あー、子供作りたい！（笑）
投稿者 Kota : 2005年03月10日 18:31
oKi です。
近所の本屋さん３件とも 「山古志村のマリと三匹の子犬」 なかったスッ。
だから、アマゾンで注文しました。「SEOで検索エンジンもユーザーも味方に付けるホームページ改造術」てなまったくジャンル違いの本といっしょに(^^;)。
> あー、子供作りたい！（笑）
その前に嫁さん、作れよぉ～(^^)。
俺もか！？(^^;)
投稿者 ブログ(ウェブログ)入門講座～今日からブロガー : 2005年03月10日 19:23
Kotaさん。
この話は、ニュースでも取り上げられていて、知っていましたが、本になっていたんですねえ。
うん、素晴らしい話です。
ありますよ、本屋で泣いちゃう事。
犬を亡くした人のエッセイを読んだだけでも、泣いてますよ、私はあ、、、。
ちなみに、新美 南吉さんの「狐」、佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」も、泣いちゃいますよ〜！
投稿者 茜 : 2005年03月10日 22:48
> oKiさん
> 近所の本屋さん３件とも 「山古志村のマリと三匹の子犬」 なかったスッ。
そうっすかぁ。オレも職場の回りの街の本屋では見つかりませんでした。
> アマゾンで注文しました。「SEOで検索エンジンもユーザーも味方に付けるホームページ改造術」てなまったくジャンル違いの本といっしょに(^^;)。
ん～、そっちのジャンル違いの本も読んでみたい(笑)
> その前に嫁さん、作れよぉ～(^^)。
そらそうだ(笑)
> 俺もか！？(^^;)
んだんだ(笑)
> 茜さん
こんばんは。わざわざのコメント、ありがとうございます(^^)
> この話は、ニュースでも取り上げられていて、知っていましたが、
あ、そうなんですかぁ。いい話ですよねぇ。
本、いいですよ。絵もきれいだし、マリと子犬たちの写真は本当にカワイイです(^^)
> 犬を亡くした人のエッセイを読んだだけでも、泣いてますよ、私はあ、、、。
あ～、それは泣きますよね、も～、私も絶対泣きます(^^;
「狐」という本は知らないのですが、「100万回～」の方は私も読みました。読んだのずいぶん昔ですが、あれもいい話ですよね！
トラバしてお呼び立てしてすいませんでした(^^;
コメントありがとうございました！
投稿者 Kota : 2005年03月11日 01:11
Kotaさん、こんばんは♪ 大ねえです。
Ｋｏｔａさんの要約を読んだだけで、うんうん、胸が熱くなってきます(T_T)
マリは賢くて、優しい犬なんですね・・・
うちのしゅりはどうでしょう・・・
絶対、励ましになんて来てくれない気が・・・
↑
それは、やっぱり普段エサをあげてないせいか？(^^;)
いま、他に欲しい本を物色中なので、決まったら
Kotaさん経由で買うから、待っててね、お兄ちゃん！
↑
もう、嫁にはなれないから、妹になってみた（笑）
投稿者 大ねえちゃん : 2005年03月11日 01:46
大ねえちゃんさんこんばんは！
わざわざコメントどうもです！
> マリは賢くて、優しい犬なんですね・・・
そうなんですよぉ～(;0;)
> 絶対、励ましになんて来てくれない気が・・・
> ↑
> それは、やっぱり普段エサをあげてないせいか？(^^;)
あ、それウチも同じ(^^;
別にここ経由でなくて全然構いませんので(笑)、ぜひ買ってあげてください。
三匹の子犬がホントにかわいいんですよ～(^^)
・・・ウチのも最初はああだったのに、今は何であんな風に(笑)
> もう、嫁にはなれないから、妹になってみた（笑）
う、うーん、喜んでいいのか何なのかよくわかりませんが、とりあえずありがとうございます！(笑)
投稿者 Kota : 2005年03月11日 02:14
毎度、oKi です。
コメント、ありがとうござやした！
さらに Kota さんも身内のブログ巡回、ご苦労様です(^^)。
大ねえちゃんも購入されたそうです。
こういうのって、嬉しいですよね(^^)。
Kota とマリ。
ん？どっかで聞いたような・・・(^^;)。まっいいっか！
投稿者 Impossible is Nothing! : 2005年03月17日 12:35
oKiさんまいど！
こちらにもコメントどうもでした！
> さらに Kota さんも身内のブログ巡回、ご苦労様です(^^)。
なはは。ま、いつものことですから(^^;
> 大ねえちゃんも購入されたそうです。
> こういうのって、嬉しいですよね(^^)。
ですね(^^)
やっぱもっと多くの人に読んでもらえたらと思って、トップページに特設リンクコーナーを設けました(笑)
> Kota とマリ。
>
> ん？どっかで聞いたような・・・(^^;)。まっいいっか！
ん～、やっぱマリちゃんかわいいですよねぇ(笑)
投稿者 Kota : 2005年03月17日 23:00
ようやく読みました！
おじいさんがヘリコプターに乗り込んで、別れることになったとき
(;-;) うっ、うっ、うっ
大切なペットフードを他の犬に奪われてしまったとき
(;o;) うぇっ、うぇっ、うぇっ
豊さんが迎えに行ったら、別の犬かと見紛うほど痩せ細っていたとき
(T-T) だーぁ
赤ちゃんにおっぱいあげるのって、ものすごく体力消耗するんですよ。
だから、やせ細ってしまったマリちゃんの体、すんごくよくわかるんです(;_;)
私は、以前の1.5倍くらい食べるのに、今は妊娠前より６ｋｇも体重が少ないんです。
それを、食べるものも食べずに、おっぱいあげてたマリちゃんは・・・
早く、元の飼い主さんたちと平和な暮らしができるといいですね。
投稿者 大ねえちゃん : 2005年03月28日 02:09
これめちゃ感動しました
投稿者 ぁぃか : 2005年03月28日 08:52
大ねえちゃんさん！
おお、ついに本が届きましたか！
> (;-;) うっ、うっ、うっ
(;-;) うっ、うっ、うっ
> (;o;) うぇっ、うぇっ、うぇっ
(;o;) うぇっ、うぇっ、うぇっ
> (T-T) だーぁ
(T-T) だーぁ！
オレも大ねえちゃんからもらい泣きだー！
> 赤ちゃんにおっぱいあげるのって、ものすごく体力消耗するんですよ。
> だから、やせ細ってしまったマリちゃんの体、すんごくよくわかるんです(;_;)
>
> 私は、以前の1.5倍くらい食べるのに、今は妊娠前より６ｋｇも体重が少ないんです。
なるほど〜。さすがにこの辺は独身男にはわからんので、改めて感心しました。そうなんですね〜。
(T-T) だーぁ！
> それを、食べるものも食べずに、おっぱいあげてたマリちゃんは・・・
あ〜、もうそれ以上はヤメテ！ マジでいま職場で泣きそう（笑）
> 早く、元の飼い主さんたちと平和な暮らしができるといいですね。
ですよねぇ・・・
ただ残念なことにというか、「山古志村」は市区町村合併により、行政上はもうなくなってしまったんです・・・
先日ニュースでやっていましたが、村長さんや村民の方々は、「それでも山古志は我々の心の中にある。山古志村が私たちのふるさとです」とおっしゃってました。
「山古志村」という名前は無くなっても、一日でも早く、以前と同じような生活を同じ土地で営むことができるよう願っています。
> ぁぃかさん
初めましてこんにちは！ コメントどうもありがとうございます。
> これめちゃ感動しました
ですね。もうそれ以上言いようがないです。
本の売り上げの一部が復興のための資金に回されるので、一部でも多く売れたらいいなーと思います。
投稿者 Kota : 2005年03月28日 11:05
初めまして、、、
トラックバックさせて頂きました。
同時期に同じ本についての記事を書いた人がいるって、不思議ですね。
ご報告まで。
投稿者 きゃり : 2005年04月12日 15:47
きゃりさん初めましてこんにちは！
トラックバックとコメント、どうもありがとうございました。
> 同時期に同じ本についての記事を書いた人がいるって、不思議ですね。
そうかもしれませんね。
しかもそれがすぐにわかって、こうしてお互い連絡取れる、というのがまたすごいことだと思います。
後ほどきゃりさんのブログの方にも寄らせていただきます。
わざわざご連絡どうもありがとうございました。
投稿者 Kota : 2005年04月13日 12:12