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2005年01月11日カテゴリー:スティーリー・ダン

続ジャケ買い:ドナルド・フェイゲンのナイトフライ

昨日は「ジャケ買い」でスティーリー・ダンの話をしましたが、
そんならこいつを紹介しないうちはあたしゃぁ死ぬわけにはまいりません。

問答無用! ドナルド・フェイゲンナイトフライだっ!

Donald Fagen / The Nightfly

もう、説明不要の超・超名盤!
ジャケがもうク〜ッ!
音聞いてク〜ッ!
聴き終わってク、ク〜ッ!

もう全く文章になってませんが(笑)、これまさにすなわち
言葉にできないほどスゴイ、っつーことです(笑)

何年もの間、LPジャケット用の額縁に入れて部屋に飾ってました。
もちろんずーっと聴き続け、CDでも購入しています。

リリースは82年。ということはもう23年前ですか!
昨日の「AJA」も全く古びていない、色褪せてないと書きましたが、
これもまさにその通り。

数年前にIBMのシンクパッドのCMでこのアルバムのオープニング曲
「I.G.Y.」が使われていたので、聴けばわかる、という人も多いかもしれません。

そのCMも昔の曲をレトロ感覚で、という使い方ではなく、
あくまでコンテンポラリーな、同時代の曲として、最先端のノートPCの
イメージソングとして使っていました。約20年経ってようやく時代が
「現代の曲」として追いつけた、という気がしたものです。

もう捨て曲なしの全曲 Excellent! なアルバムなわけですが、
個人的には特に4曲目のバラード、「Maxine」がもう〜たまらんッス。
マイケル・ブレッカーのサックスソロがこれまた泣ける!

これまた個人的な昔話ですが、学生時代紺野美沙子が好きで(笑)、
彼女のラジオ番組で洋楽にオリジナルなショートストーリーを付けて
朗読&曲を流す、というコーナーがあり、自分、この「Maxine」で
文章書いて採用されたッスよ(笑)

この曲は泣けるんだけど、オレの話は今聞いたら笑うだろうなぁ(笑)

ということで2日連続での「思いのたけを本能のままにぶっちまけ大会」
でしたが、最後におまけをひとつ。

これは2chのスティーリー・ダンスレで見つけたんですが、
いや〜、笑った笑った! ファンは必見です!
ダンを知らず、この先にあるもの自体も知らない方には
全然面白くないかもしれませんが(笑)

ネタはばらしたくないのでここに画像は張りません。
説明も一切いたしません。でもブラクラではないので安心してクリックしてね。

フェイゲンはこれ知ってるんだろうか?(笑)

投稿者 Kota : 2005年01月11日 16:45
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コメント

恥ずかしながら、ナイトフライはつい最近になって初めて聞きました。
もちろん、超有名盤ってのはずっと前から知ってたんですけど。
何故か聞いていなかった盤でした。

AORというか、ミクスチャの方向性として随分早かったんだなって感想です。不思議なもんで、普段は同世代のたとえば・・(ちょっと古くなるけど)マイク・オールドフィールドとか、TOTOとか、ヤンハマーとか、ジェフベックとかは聞いてるんで、多分感覚的にはそれほどズレてないと思いこんで、
音楽として必要と私が思っている「熱さ」・・・それはロックっぽさかもしれないし・・・そういう感覚は薄いなって感じがしました。

でも今、これだけ純粋に音楽(もう私も感覚的に・・・ポピュラーでもクラシカルでも何でもイイと思ってますが)演ってくれるミュージシャンも居ないし、、、、というか何か物足りないんですよね。


駄文すんませんでした。

投稿者 ひろ : 2005年02月07日 22:25

ひろさんこんばんは。初めまして。
ようこそおいで下さいました&コメントありがとうございました!

>AORというか、ミクスチャの方向性として随分早かったんだなって感想です。

そうですね。再三書いてますがやはり今聞いても全然古びていない、と私は感じます。

一方、自分はスティーリー・ダンの頃から聴いていましたので、これを最初に聴いた時は「あっ、変わってねージャン! 良かった良かった。これならダン解散しても大丈夫だ(笑)」って思ったんです。

要するにこのアルバムを「早過ぎた音楽」と考えるならば、それ以前の「ガウチョ」「エイジャ」はさらに「早過ぎた音楽」だったんだなぁ、という思いがあります。

>マイク・オールドフィールドとか、TOTOとか、ヤンハマーとか、ジェフベックとかは聞いてるんで、

マイク・オールドフィールドは私はほとんど聴いてないんですが、残り三者は私もかなりはまりました。
過去形になっちゃうのが悲しいですが(ジェフ・ベックは別ですけどね)。

確かにその辺から見ると微妙にクロスしているような、でも決定的に違うような、という感じがありますね。

>音楽として必要と私が思っている「熱さ」・・・それはロックっぽさかもしれないし・・・そういう感覚は薄いなって感じがしました。

これはまさにおっしゃっている通りだと思います。
「熱さ」はないですからねぇ~、この人たち(笑)
その対極のクール&シニカルが信条なんですよね。

スティーリー・ダンの「ディーコン・ブルース」という曲の中の有名な一節で、

世間のヤツらは勝者に名前を与えたがるが、
自分は負けた時にこそ名前が欲しい

というのがあります。
「ロックの熱さ」というのは、やはり勝者、もしくは勝者を目指す者たちが持っているものだと思うんです。

ダンのこのフレーズは、そもそも最初から勝者を目指していない者のセリフだと思うんですよね。

この1フレーズからも、彼らの指向性、いわゆるロックとは明確に異なる指向性というのを私は感じます。

もっとも、このフレーズから2ちゃんのダンスレで、「負け太郎」という傑作コテハンも生まれたんですが(笑)
「負け太郎」さん、最近お見かけしてませんがどうされてるんでしょう?(笑)

>駄文すんませんでした。

いえいえ、駄文書き殴ってるのは自分の方ですので(^^;、よろしかったらまたぜひコメントしてやって下さい。

どうもありがとうございました!

投稿者 Kota : 2005年02月08日 00:28

ぴゅーっと(以下略)、ヒドイですね(いい意味で。爆)
でもあの漫画なら許すかも~~

ナイトフライ、私も聴きます。
私の勝手な見解、というか感じた思いですが、
スティーリーダンより都会的というか
土臭さがないっていうか
とにかくかっこ良すぎて最初戸惑いました(笑)
今でもどちらかと言うとダンの方がヘビーローテなんですが
たまに聴くたび「くぅぅぅぅぅ~~~」と
もだえてます。(←バカ?)
私にはちっと早かったのかも?と思わせるくらいです。
とにかくかっこいいっすね!
一生聴きます。

投稿者 ゆーきん : 2005年10月22日 04:42